失恋
失恋・・・よく口にしたり、聞いたりするワードですが、何かと質問されたら、皆様はどういうふうに答えますか。
失恋とは・・・というコンセプトで、一筆コラムを記して欲しい・・・と求められたのですが、正直ちょっと困惑してます。
身近な話題ですが、案外と真剣に考えた事がない話のタネだからです。
それに失恋と申しますのは、その時々でスケールも形も異なるもの・・・具体的な形式なんかありませんからね。
多くの人にとっては、直面して初めて真面目に向き合うワードの一つと考えられます。
失恋と申しますのは、まあ、できるなら出くわしたくないものでもありますし、現実に出くわしてみないと、どんな物か判らないではないですか。
いえいえ、恋を失うことだ・・・というのは理解していますけどね、ただ単に恋というワードだけを失うものなのか、人の心を失うものなのか、はたまた人間性自体を失うものなのか。
失恋と簡単にいいましても、まさに時と場合によって異なり、その内容も対策法も異なりますよね。
失恋とは恋を失うものですが、現実的には失っていないのが真の失恋である。
であるからこそ、失恋は時に自身の命を失うほど、しんどく悲しいものなのだ・・・。
かつて知人男性のうち一人が、ある宴会でこんな事を口にしていましたね。
それこそ、失恋した友人を励まそう・・・という趣旨だったのですが、その時は「全く慰めになっていないじゃないのか」って感じました。
ところが、そのメッセージを受けた友人は、「どんな人よりも自分の気持ちを最もよく分かってくれた」と喜んでおりました。
おっしゃるとおり、失恋してしんどいのは、恋愛や相手の事を自分自身の心の中から消せないからだ、といえます。
まあ、それ程、目の覚めるような恋をした、あるいは良い人と付き合っていた、という事にはなるのでしょう。
そう考えれば、この先しっかりと失恋出来るような恋を、経験しておく事も大切なんだなぁっ、と思われますね。
「失恋とは」そのような畏まったテーマでコラムを記すのはハードルが高すぎるし、無理に書く必要もないのではないかなぁ。
学生時代のその想い出を振り返って、今回の失恋コラムの内容が、少し見えて来たような感じがしました。
もちろん、自分自身にもそれに見合った経験は存在しますし、そうした事を真っ直ぐに文字にしてみようかなぁっ、と考えています。
それにね、色々な人のブログやWEBページの中にも、失恋なる2文字は載せられているじゃないですか。
男女や年齢からリストアップして複数読めば、多分、いい参考になると考えているんですよね。
また、これはここだけの話ですが、「人の不幸は蜜の味」といわれる通り、他人の失恋話は興味深いものなんですよね。
これまでにも、あれやこれや読みましたが、たまには泣きたくなる事もありますが、時には惜しげもなく笑ってしまう事もあります。
であるからこそ、失恋は奥深く、小説や映画の話題として適しているのでしょう。
どれだけでも話を膨らませられますし、更に落ち込む事も、気分一新、自分自身が激変するきっかけにもつながります。
世間には、失恋してお坊さんになったという男性や、尼さんになったという女性もいる位です。
なるべくなら直線したくはないけど、目の当たりにしたら・・・そう直面したで、自分自身を磨き、変えられるもの・・・それが失恋かも知れません。
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